東京は、一人で遊ぶために作られたような街だ。国勢調査によると、東京都の一般世帯の50.2%は一人暮らし。2世帯に1世帯が単独世帯の街では、一人で飯を食い、一人で美術館を歩き、一人で飲む男は、珍しくもなんともない。
なのに、多くの男は休日になると家で寝ているか、いつもの駅前で済ませている。家族持ちの男はもっと悲惨だ。週末の行き先は、子供の行きたい場所と妻の買い物の場所の二択で、自分が行きたい場所は候補にすら入らない。
この記事では、男一人で行くべき東京のソロ活スポットを、8エリアから50か所選んだ。予算、楽しみ方、エリアごとの回り方、雨の日や夜の選び方までまとめてある。休日の行き先に迷ったら、この50か所から一つ選んで、明日の朝に家を出ろ。
この記事の結論
- 東京は世帯の半分が一人暮らし。一人で遊ぶ男は少数派ではない
- 8エリアから50か所を厳選。うち15か所は無料で楽しめる
- 最初の一歩は上野。博物館、公園、立ち飲みが駅前に集まっている
- 雨の日は美術館・水族館・プラネタリウム、夜は展望台と一人飲み
- 同じエリアのスポットを2〜3か所つなげると、一日のソロ活になる
東京は、ソロ活の聖地だ
なぜ東京は、ソロ活に向いているのか。理由の一つは、一人で暮らす人が多いことだ。2020年の国勢調査では、一般世帯に占める単独世帯の割合は全国で38.0%、東京都では50.2%だった。
一般世帯に占める単独世帯の割合(2020年)
Fig. 01一人で暮らす人が多い街では、一人客を前提にした店や施設が増える。カウンターだけの飲食店、一人用の席がある映画館や展望台、一人で入れる立ち飲み、平日の昼の美術館。東京には、一人の男が過ごせる場所が、ほかのどの街よりも多い。
しかも東京は、電車で動ける範囲に何でもある。博物館も、展望台も、寄席も、競馬場も、山も、海辺の公園も、すべて電車で行ける。車がなくても、連れがいなくても、交通系ICカード1枚で一日中遊べる。それが東京のソロ活の強さだ。
50か所の選び方と、この記事の使い方
50か所は、次の基準で選んだ。
- 男一人で行っても浮かない:一人客が多い、または一人の方が楽しめる場所
- 電車で行ける:駅から歩ける、またはバスで行ける
- 予算の幅を持たせる:無料から3,000円以上まで、懐具合で選べる
- 何度でも行きたくなる:一回で終わらず、季節や展示で楽しみが変わる
予算は、入場料や一回の飲食の目安を4段階に分けた。「無料」「〜1,000円」「〜3,000円」「3,000円〜」だ。交通費は含んでいない。料金や営業時間、休館日は変わることがあるので、行く前に必ず公式サイトで確認してほしい。
50か所のエリア別の数
Fig. 02丸の内・銀座・日本橋:大人の男の一人時間
東京駅の周りは、大人の男が一人で過ごすのにいちばん似合うエリアだ。赤レンガの駅舎、皇居の緑、銀座のバーと老舗。平日の昼は働く人で賑わうが、土日のオフィス街は意外なほど静かで、一人で歩くのにちょうどいい。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京駅丸の内駅舎と丸の内仲通り | 丸の内・銀座・日本橋 | 無料 | 復原された赤レンガの駅舎を眺め、並木の仲通りを歩く。土日は車道が歩行者に開放される時間もある |
| 2 | KITTE屋上庭園 | 丸の内・銀座・日本橋 | 無料 | 東京駅の線路と駅舎を真上から見下ろせる。夜はライトアップされた駅舎が美しい |
| 3 | 皇居東御苑 | 丸の内・銀座・日本橋 | 無料 | 江戸城の本丸跡を歩ける。天守台の石垣の上から都心を眺める。休園日は公式で確認 |
| 4 | 東京国立近代美術館 | 丸の内・銀座・日本橋 | 〜1,000円 | 竹橋にある近代日本美術の殿堂。所蔵作品展だけでも半日いられる |
| 5 | 歌舞伎座の幕見席 | 丸の内・銀座・日本橋 | 〜3,000円 | 一幕だけを手頃な料金で観られる。一人でふらりと歌舞伎に触れる入り口 |
| 6 | 銀座のオーセンティックバー | 丸の内・銀座・日本橋 | 3,000円〜 | カウンターでバーテンダーと向き合い、一杯ずつ味わう。一人客こそが本来の客だ |
| 7 | 日本橋の老舗で天ぷら・天丼 | 丸の内・銀座・日本橋 | 〜3,000円 | 江戸から続く老舗のカウンターで、揚げたてを一人で食う。昼なら手頃だ |
回り方のおすすめは、午前に皇居東御苑を歩き、昼に日本橋で天丼、午後に近代美術館、夕方にKITTEの屋上で駅舎を眺めて、夜は銀座のバーだ。全部歩いて回れる距離にある。
上野・浅草・下町:ソロ活初心者の最初の一歩
ソロ活を始めるなら、まず上野へ行け。駅の公園口を出れば、博物館、美術館、動物園、公園が集まり、反対側にはアメ横の立ち飲みがある。浅草や谷根千の下町も近い。一日で何種類ものソロ活を試せる、東京でいちばん効率のいい街だ。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 8 | 東京国立博物館 | 上野・浅草・下町 | 〜1,000円 | 日本でいちばん古い博物館。国宝や重要文化財を、一人でじっくり見て回れる |
| 9 | 国立西洋美術館 | 上野・浅草・下町 | 〜1,000円 | 世界遺産の建物で、常設展のモネやロダンを手頃な料金で |
| 10 | アメ横・上野の立ち飲み | 上野・浅草・下町 | 〜3,000円 | 昼から開いている立ち飲みで、一人で軽く一杯。一人客が当たり前の世界 |
| 11 | 浅草寺(早朝) | 上野・浅草・下町 | 無料 | 観光客が来る前の早朝の境内は、驚くほど静か。仲見世が開く前に歩け |
| 12 | 浅草花やしき | 上野・浅草・下町 | 3,000円〜 | 日本最古とされる遊園地。小さな園内を、大人の男が一人でレトロな乗り物に乗る |
| 13 | 隅田川テラス | 上野・浅草・下町 | 無料 | 川沿いの遊歩道を、橋を一つずつくぐりながら歩く。夜はスカイツリーが映る |
| 14 | 谷根千の散歩 | 上野・浅草・下町 | 〜1,000円 | 谷中・根津・千駄木の路地と商店街を、食べ歩きしながら一人でぶらつく |
| 15 | 月島のもんじゃ | 上野・浅草・下町 | 〜3,000円 | もんじゃストリートで、一人用の鉄板の前に座る。自分で焼くのが一人もんじゃの醍醐味 |
上野のいいところは、雨の日でも、晴れの日でも楽しめることだ。雨なら博物館と美術館、晴れなら公園と谷根千の散歩。どちらの日も、夕方はアメ横の立ち飲みで締めればいい。
湾岸エリア:海と空と科学の一人旅
お台場、豊洲、葛西。東京の湾岸は、空が広い。海辺の公園、市場、水族館、科学館が並び、都心とはまったく違う一日が過ごせる。ゆりかもめの先頭車両に乗って、レインボーブリッジを渡るだけでも気分が上がる。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 16 | お台場海浜公園 | 湾岸 | 無料 | 砂浜に座って、レインボーブリッジと東京湾を眺める。夕暮れから夜景へ変わる時間が最高 |
| 17 | 豊洲市場 | 湾岸 | 無料 | 見学デッキから市場の様子を見下ろす。場内の店で朝の寿司を一人で |
| 18 | 水上バス(隅田川) | 湾岸 | 〜3,000円 | 浅草からお台場方面へ、川と海を船で下る。一人で窓の外を眺める移動そのものが遊びになる |
| 19 | 葛西臨海水族園 | 湾岸 | 〜1,000円 | マグロが群れで回遊する大水槽の前で、好きなだけ座っていられる |
| 20 | 日本科学未来館 | 湾岸 | 〜1,000円 | 大人の男が本気で楽しめる科学館。ドームシアターの上映もある |
| 21 | 夢の島熱帯植物館 | 湾岸 | 〜1,000円 | 巨大な温室の中の熱帯のジャングル。冬でも汗ばむほど暖かい |
湾岸は、夕方から夜にかけてがいちばんいい。昼は科学館や水族館で過ごし、夕方にお台場の砂浜へ移動して、日が沈んで夜景に変わっていく東京湾を一人で眺める。帰りは、ライトアップされたレインボーブリッジを電車で渡る。
港区・六本木:展望台とアートの夜
東京タワー、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ。港区は、東京の夜景とアートが集まるエリアだ。高い場所から街を見下ろし、美術館で現代アートに浸る。少し背伸びをした大人の一人時間に向いている。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 22 | 東京タワー | 港区・六本木 | 〜3,000円 | 展望台から東京を見下ろす。足元のガラス床から真下をのぞく |
| 23 | 東京シティビュー(六本木ヒルズ) | 港区・六本木 | 〜3,000円 | 東京タワーを横から眺める展望台。同じフロアの森美術館と組み合わせる |
| 24 | 国立新美術館 | 港区・六本木 | 無料 | 波打つガラスの建物は入るだけなら無料。展覧会は別料金。館内のカフェで一人でくつろぐ |
| 25 | チームラボボーダレス | 港区・六本木 | 3,000円〜 | 光の作品の中を一人で迷い歩く。誰にも急かされずに、好きな部屋に好きなだけいられる |
| 26 | 増上寺 | 港区・六本木 | 無料 | 東京タワーを背にした大門と本堂。徳川家の霊廟もある古刹 |
| 27 | ホテルのバーラウンジ | 港区・六本木 | 3,000円〜 | 高層階のバーで、夜景を前に一人で一杯。一人客こそ様になる場所だ |
おすすめは、夕方に増上寺から東京タワーを見上げ、日が落ちたら展望台へ上り、締めはホテルのバーという夜の流れだ。カップルが多いエリアだが、展望台で一人で夜景を眺める男は珍しくない。むしろ、二人で写真を撮り合う連中より、ずっと長く夜景を見ていられる。
新宿・渋谷:一人飲みと緑と眺望
新宿と渋谷は、東京でいちばん懐が深い街だ。巨大な庭園があり、一人で飲める横丁があり、無料の展望台があり、寄席もある。ここだけで、昼から夜まで一人で遊び続けられる。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 28 | 新宿御苑 | 新宿・渋谷 | 〜1,000円 | 都心とは思えない広い芝生と庭園。本を一冊持って、一人で半日寝転ぶ |
| 29 | 思い出横丁 | 新宿・渋谷 | 〜3,000円 | 線路沿いの細い路地に、焼き鳥と煮込みの小さな店が並ぶ。カウンターで一人で一杯 |
| 30 | 新宿ゴールデン街 | 新宿・渋谷 | 3,000円〜 | 数席だけの小さなバーが密集する。一人で扉を開ける度胸が試される上級者の街 |
| 31 | 東京都庁の展望室 | 新宿・渋谷 | 無料 | 高さ約200mから新宿の高層ビル群と富士山を眺める。無料なのがすごい |
| 32 | SHIBUYA SKY | 新宿・渋谷 | 〜3,000円 | 屋上の展望空間で、スクランブル交差点を真上から見下ろす。夕暮れの時間は予約が埋まりやすい |
| 33 | 代官山 蔦屋書店 | 新宿・渋谷 | 無料 | 森の中の書店のような建物で、本と雑誌を好きなだけ眺める。ラウンジで一人で読書も |
| 34 | 明治神宮 | 新宿・渋谷 | 無料 | 原宿駅の目の前に広がる深い森。参道の砂利を一人で踏みしめる |
| 35 | 新宿末廣亭 | 新宿・渋谷 | 〜3,000円 | 昼から夜まで落語が続く寄席。好きな時間に入って、好きな時間に出られる |
| 36 | 新大久保の韓国グルメ | 新宿・渋谷 | 〜3,000円 | 一人用のサムギョプサルやスンドゥブの店もある。平日の昼なら落ち着いて食べられる |
新宿の一日のおすすめは、昼に新宿御苑で寝転び、夕方に都庁の展望室で日没を眺め、夜は思い出横丁で一杯だ。寄席の末廣亭は、昼の部と夜の部があり、途中から入っても楽しめる。一人で笑って何が悪い。
池袋・北:雨の日の駆け込み寺
池袋は、雨の日のソロ活に強い街だ。駅から地下道でつながる大きな商業施設に、水族館とプラネタリウムが入っている。少し足を延ばせば、都電荒川線で下町の路面電車の旅もできる。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 37 | サンシャイン水族館 | 池袋・北 | 〜3,000円 | ビルの屋上で、ペンギンが空を飛ぶように泳ぐ水槽が見られる |
| 38 | プラネタリウム(池袋) | 池袋・北 | 〜3,000円 | 寝転べるシートがある館もある。一人で星空を見上げて、何も考えない40分 |
| 39 | 都電荒川線の一日乗車券 | 池袋・北 | 〜1,000円 | 都内に残る路面電車で、気になる停留場で降りては乗る |
| 40 | 雑司が谷・鬼子母神 | 池袋・北 | 無料 | 池袋の隣にある、けやき並木の参道と古い駄菓子屋。都心の静かな一角 |
多摩・西東京:緑と山と、一人の遠足
都心から電車で30分〜1時間。西に向かうほど、東京は緑が濃くなる。公園、植物園、そして山。都心の喧騒から離れて、一人で遠足に出かける気分で行け。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 41 | 井の頭恩賜公園 | 多摩・西東京 | 無料 | 池のほとりのベンチで、ボートを漕ぐカップルを眺めながらコーヒーを飲む |
| 42 | 三鷹の森ジブリ美術館 | 多摩・西東京 | 〜1,000円 | 日時指定の予約制。大人の男が一人で行っても、夢中になれる仕掛けがある |
| 43 | 高尾山 | 多摩・西東京 | 〜3,000円 | 新宿から電車で1時間ほどで山頂へ。ケーブルカーもある。下山後は駅前の温泉へ |
| 44 | 神代植物公園 | 多摩・西東京 | 〜1,000円 | バラ園と大温室。季節ごとに違う花が咲く |
| 45 | 深大寺そば | 多摩・西東京 | 〜3,000円 | 神代植物公園の隣の古刹の門前で、そばを一人ですする |
| 46 | 国営昭和記念公園 | 多摩・西東京 | 〜1,000円 | 立川にある巨大な公園。レンタサイクルで一人で一周する |
おすすめは、神代植物公園と深大寺をセットで回るコースだ。午前に植物園を歩いて、昼に門前のそば屋で一杯やる。高尾山は、平日に行けば山道も空いている。ただし、一人の山歩きは、行き先と帰りの時間を誰かに伝えてから出かけろ。
城南:水族館と商店街と滑走路
品川区から大田区にかけての東京の南側。城南エリアは、地元の空気と東京の玄関口が混ざる場所だ。駅前の水族館、長い商店街、夜の競馬場、空港の展望デッキがある。
| No. | スポット | エリア | 予算 | 一人で楽しむポイント |
|---|---|---|---|---|
| 47 | アクアパーク品川 | 城南 | 〜3,000円 | 品川駅から歩ける水族館。光と音の演出がある夜の時間帯もいい |
| 48 | 戸越銀座商店街 | 城南 | 〜1,000円 | 長い商店街で、コロッケや焼き鳥を一つずつ買って食べ歩く |
| 49 | 大井競馬場 | 城南 | 〜1,000円 | 夜にライトアップされたコースで行われるナイター競馬。入場料は安い。賭けるのは少額で |
| 50 | 羽田空港の展望デッキ | 城南 | 無料 | 離着陸する飛行機を、一人でいつまでも眺めていられる。夜の滑走路の灯りも美しい |
羽田空港の展望デッキは、旅に出なくても旅の気分になれる場所だ。空港の飯屋で一杯やり、展望デッキで飛んでいく飛行機を見送る。次の一人旅の行き先を、ここで決めてもいい。
予算別に見る50か所
50か所を予算の目安で分けると、次のようになる。無料の場所だけで15か所、1,000円以下の場所を合わせると29か所で、半分を超える。ソロ活は、金をかけなくても十分に楽しめる。
50か所の予算の目安
Fig. 03おすすめは、無料の場所と有料の場所を組み合わせることだ。午前に無料の公園や寺を歩き、午後に1,000円の美術館、夜に3,000円の一人飲み。これで一日5,000円以下で、十分に満足できる。月に4回のソロ活でも2万円。結婚して家族サービスに使う金と比べれば、安いものだ。
家族4人でテーマパークに行けば、入場料と飯代とお土産で一日数万円が飛ぶ。しかも行き先を選ぶ権利はお前にない。俺は無料の都庁展望室で富士山を眺め、500円の庭園で昼寝をして、立ち飲みで一杯やって帰る。金をかけずに満足できるのは、行き先を自分で選べる男だけだ。
雨の日と晴れの日の選び方
天気で行き先を変えられるのも、一人の強みだ。連れがいれば「雨だけど予約したし」となるが、一人なら朝起きて空を見てから決めればいい。
| 天気 | おすすめ |
|---|---|
| 雨の日 | 東京国立博物館、国立西洋美術館、日本科学未来館、サンシャイン水族館、プラネタリウム、新宿末廣亭、チームラボボーダレス、アクアパーク品川 |
| 晴れの日 | 新宿御苑、皇居東御苑、井の頭恩賜公園、高尾山、昭和記念公園、お台場海浜公園、隅田川テラス、谷根千の散歩 |
| 空気が澄んだ冬の晴れ | 東京都庁の展望室、SHIBUYA SKY、東京シティビュー(富士山が見えやすい) |
| 暑い日 | 美術館、博物館、水族館、プラネタリウムなど、冷房の効いた館内で過ごす。熱帯植物館と山歩きは避ける |
夜に一人で楽しむスポット
東京のソロ活は、夜になってからが本番という場所も多い。仕事帰りや、昼のソロ活の締めに使える場所を挙げておく。
- 展望台の夜景:東京タワー、東京シティビュー、SHIBUYA SKY、東京都庁の展望室。夜景は日没の30分前に入って、空の色が変わるのを見るのがいい
- 一人飲み:思い出横丁、アメ横、ゴールデン街。銀座のバーやホテルのラウンジで静かに飲むのもいい
- ナイター:大井競馬場のナイター競馬。ライトに照らされたコースを馬が駆け抜ける
- 夜の空港:羽田空港の展望デッキで、夜の滑走路の灯りを眺める
- 夜の駅舎:KITTEの屋上から、ライトアップされた東京駅を見下ろす
夜のソロ活では、終電と帰り道の安全を必ず考えておけ。飲みすぎて終電を逃すと、タクシー代で昼の節約が全部消える。
2〜3か所をつないで、一日のソロ活にする
50か所は、同じエリアの2〜3か所をつなげると、一日のソロ活になる。移動が少なければ、それだけ遊ぶ時間が増える。
- 上野の一日東京国立博物館 → 谷根千の散歩 → アメ横の立ち飲み。歩いて回れる、初心者向けの王道コース。
- 新宿の一日新宿御苑で昼寝 → 東京都庁の展望室で日没 → 思い出横丁で一杯。展望室は無料、庭園も手頃な、コスパ最強コース。
- 湾岸の一日豊洲市場で朝の寿司 → 日本科学未来館 → お台場海浜公園で夕暮れ。海と科学のコース。
- 港区の夜増上寺 → 東京タワーの展望台 → ホテルのバーラウンジ。大人の夜のコース。
- 西東京の遠足神代植物公園 → 深大寺そば。または、高尾山に登って駅前の温泉へ。
難易度で選ぶ:初心者から上級者まで
50か所の中にも、一人で行く難易度の差がある。初心者は、一人客の多い場所から始めて、慣れたら難しい場所に挑戦すればいい。
| 難易度 | スポットの例 | 理由 |
|---|---|---|
| やさしい | 美術館、博物館、公園、展望台、寺社、書店 | 一人客が多く、誰とも話さなくていい |
| ふつう | 立ち飲み、寄席、水族館、プラネタリウム、競馬場 | 一人客も多いが、店や施設の雰囲気に少し慣れが要る |
| むずかしい | ゴールデン街、銀座のバー、花やしき、もんじゃ | 店主や周りとの距離が近い、家族やグループが多い |
難易度の高い場所ほど、行けたときの達成感も大きい。ゴールデン街の扉を一人で開け、カウンターで一杯飲んで帰ってこられたら、もう東京で一人で行けない場所はほとんどない。
東京のソロ活を楽しむ心得
- 公式サイトで確認する:休館日、営業時間、料金、予約の要否は変わる。出かける前に必ず確認しろ
- 平日と朝を狙う:人気の場所ほど、平日と開館直後が空いている
- 交通系ICカードとモバイルバッテリー:この2つがあれば、東京のどこへでも一人で行ける
- 一つの場所に長くいる:一人の強みは、気に入った場所に好きなだけいられることだ。予定を詰め込みすぎるな
- 記録を残す:行った場所に印をつけていくと、50か所を制覇する楽しみが生まれる
50か所を全部回るのに、毎週1か所でも1年かかる。1年後、お前は東京で一人で行けない場所がない男になっている。そのころ、既婚の同期は、まだ同じショッピングモールの駐車場で空きを待っているはずだ。
一人の東京と、家族の東京
一人の東京
- 朝の空を見て、その日の行き先を決める
- 気に入った展示の前に、好きなだけいる
- 夕暮れの展望台から、夜景に変わる街を眺める
- 締めは、横丁のカウンターで一杯
家族の東京
- 行き先は、子供の希望と妻の買い物で決まる
- 美術館は「子供が飽きるから」と候補に入らない
- 夜景の時間には、子供の寝る時間で帰る
- 一人飲みは、年に数回の飲み会だけ
東京には、一人の男が行くべき場所が数えきれないほどある。それを全部、自分の好きな順番で、好きなペースで回れるのは、行き先を自分一人で決められる男だけだ。
まとめ:50か所を、一人で全部回れ
東京は、世帯の半分が一人暮らしの、一人に優しい街だ。丸の内・銀座、上野・浅草、湾岸、港区、新宿・渋谷、池袋、多摩、城南の8エリアから、男一人で行くべき50か所を選んだ。うち15か所は無料で、1,000円以下の場所を合わせると半分を超える。
最初の一歩は上野。雨の日は美術館と水族館、晴れの日は庭園と散歩、夜は展望台と一人飲み。同じエリアの2〜3か所をつなげれば、一日のソロ活になる。料金や営業時間は変わるので、行く前に公式サイトで確認してから出かけてほしい。
週に1か所でいい。1年かけて、東京を一人で制覇しろ。末代で何が悪い。
よくある質問
東京で男一人でも行きやすいソロ活スポットは?
美術館・博物館、公園、展望台、寄席、立ち飲み、スーパー銭湯などは、一人客が多く初心者でも行きやすい。東京国立博物館、新宿御苑、東京都庁の展望室、上野や新橋の立ち飲みなどから始めるといい。
お金をかけずに東京でソロ活するには?
無料の場所を組み合わせるといい。皇居東御苑、浅草寺、隅田川テラス、明治神宮、東京都庁の展望室、羽田空港の展望デッキ、代官山の書店などは無料で楽しめる。この記事の50か所のうち15か所は無料だ。開園日や時間は公式サイトで確認してほしい。
雨の日の東京のソロ活スポットは?
美術館、博物館、水族館、プラネタリウム、寄席、映画館など屋内の施設がいい。上野の博物館群や、池袋のサンシャイン水族館とプラネタリウムは、駅から近く雨でも回りやすい。
夜に一人で楽しめる東京のスポットは?
展望台の夜景、東京タワー、思い出横丁やゴールデン街の一人飲み、ホテルのバー、大井競馬場のナイター、羽田空港の展望デッキなどがある。夜は終電と帰り道の安全を考えて動いてほしい。
東京のソロ活はどのエリアから始めるのがいい?
上野がおすすめだ。駅のまわりに博物館、美術館、動物園、公園、立ち飲みが集まっていて、一日で何種類ものソロ活を試せる。慣れてきたら、浅草、新宿、湾岸へと広げていけばいい。
出典・参考資料
- 総務省統計局「令和2年国勢調査」(単独世帯の割合)
- 新宿区「新宿区の世帯の状況」(東京都の単独世帯割合)
- 各施設の公式サイト(営業時間・料金・休館日は変更されることがあるため、来訪前に確認のこと)