ソロ活 入門と極意 / SOLO-KATSU

ソロ活アプリおすすめ。予約・記録・発見が捗る一人遊びの相棒

80.5%個人のスマートフォン保有率(2024年)
5つアプリを使い分ける目的(予約・地図・発見・記録・安全)
1名予約アプリで最初に入れる人数

昔のソロ活は、勇気が要った。知らない店のドアを開け、「一人ですけど」と言う。席が空いているかもわからない。旅先では紙の地図を広げ、道を聞く相手もいない。今は違う。スマホ一台で、一人で入れる店を探し、1名で予約し、知らない街を迷わず歩ける。

総務省の通信利用動向調査(2024年)では、個人のスマートフォン保有率は80.5%だった。ソロ活の手間と不安の多くは、アプリでほぼ消せる時代になった。

この記事では、ソロ活に使えるアプリを予約・地図・発見・記録・安全の5つの目的別にまとめた。既婚者のスマホに入っているのは、家族のスケジュール共有アプリと、子供の学校からの連絡アプリだ。お前のスマホは、全部自分の遊びのために使える。

この記事の結論

  1. 個人のスマートフォン保有率は80.5%。ソロ活の手間と不安は、アプリでほぼ消せる
  2. アプリは予約・地図・発見・記録・安全の5つの目的で使い分けろ
  3. 予約アプリで「1名」と入れれば、一人で入れる店だけが出てくる
  4. 一人旅と登山では、安全のアプリと登録を必ず使え
  5. アプリは道具だ。ソロ活の最中は、スマホをしまって目の前を味わえ

スマホが、ソロ活を変えた

総務省の通信利用動向調査では、個人のスマートフォン保有率は2021年の74.3%から、2024年には80.5%に上がった。ほとんどの大人が、ポケットに地図と予約窓口と辞書とカメラを入れて歩いている。

個人のスマートフォン保有率

Fig. 01
出典:総務省「令和6年通信利用動向調査の結果」。6歳以上の個人

スマホは、ソロ活の3つの壁を取り除いた。1つ目は入店の壁。予約アプリで1名と入れておけば、「何名様ですか?」のやり取りが要らない。2つ目は迷子の壁。地図アプリがあれば、知らない街でも海外でも迷わない。3つ目は手持ち無沙汰の壁。待ち時間に一人でいても、スマホがあれば気まずくない。

アプリは5つの目的で使い分けろ

ソロ活アプリの5つの目的
目的主なアプリの種類何が楽になるか
予約グルメの予約、宿の予約、交通の予約、チケット入店のやり取りが要らない。満席で困らない
地図地図アプリ、乗換案内、登山地図知らない場所でも迷わない
発見サウナや銭湯の検索、イベント情報、口コミ行き先が見つかる
記録写真、メモ、読書や映画の記録楽しさが残る。次の行き先が決まる
安全海外安全情報の登録、登山の計画共有、緊急連絡先もしものときに助けが届く

目的ごとにアプリを1つずつ決めておくと、迷わない。同じ目的のアプリをいくつも入れると、結局どれも使わなくなる。

目的1:予約アプリ——「1名」で検索しろ

ソロ活で一番役に立つのが、予約アプリだ。

  • グルメの予約:食べログ、ホットペッパーグルメ、一休.comレストランなどの予約サービスでは、人数を「1名」にして検索すると、一人で予約できる店だけが表示される。カウンター席の有無も、座席の情報や写真で確認できる
  • 宿の予約:じゃらん、楽天トラベル、一休.comなどで「1名」「1室」と入れて検索する。一人泊のプランがある宿が見つかる
  • 交通の予約:JR各社の予約サービスや航空会社のアプリで、席を先に取っておく。窓際の一人席を選べるのは、一人旅の特権だ
  • チケット:映画館や美術館のネット予約。一人なら、いい席が一つだけ空いていることも多い

予約の一番の効果は、入店時の緊張が消えることだ。予約の名前を伝えるだけで、席に案内される。一人焼肉やカウンター寿司に初めて行くときこそ、予約アプリを使え。

「1名」で検索する裏ワザ

予約サイトで人数を「1名」にして検索すると、一人客を受け入れている店だけに絞り込める。これだけで、「2名様から」の店に行って断られる失敗がなくなる。気になる店が出てこなければ、電話で「一人ですが」と聞けばいい。

目的2:地図アプリ——一人でも迷わない

地図アプリは、ソロ活の命綱だ。Googleマップなどの地図アプリがあれば、知らない街でも、海外でも、一人で迷わず歩ける。

  • 行きたい場所を保存する:気になった店や場所を保存しておくと、近くに行ったときにすぐわかる。保存した場所が地図に並ぶと、それ自体がソロ活の計画になる
  • 地図を事前に保存する:山や海外など、電波が届きにくい場所に行く前に、地図をスマホに保存しておく
  • 乗換案内:終電の時刻を調べておけば、一人飲みの帰りも安心だ
  • 登山地図:YAMAPやヤマレコなどの登山アプリは、電波がなくても現在地がわかる。一人登山では必須だ

目的3:発見アプリ——行き先を見つける

「次はどこに行こう」と迷ったときに役立つのが、発見のアプリだ。

  • サウナと銭湯:サウナイキタイなどのサウナ検索サービスでは、サウナの温度や水風呂、外気浴の有無で施設を探せる。行ったサウナを記録して、サ活の履歴を残すこともできる
  • 城めぐり:攻城団などの城めぐりのサービスで、行った城を記録し、全国の城を制覇していける
  • イベント情報:美術館や博物館の展覧会、ライブ、寄席の番組。各施設の公式アプリや情報サイトを見れば、行き先はいくらでも見つかる
  • 口コミ:「一人でも入りやすい」「カウンター席あり」という口コミは、ソロ活の店選びの参考になる

ただし、口コミの点数は参考程度にしておけ。点数の高い店ばかり回っていると、自分の好みで店を選ぶ楽しさが減る。点数が低くても、自分が気になった店に入ってみる。それもソロ活の醍醐味だ。

目的4:記録アプリ——楽しさを残す

ソロ活の楽しさを2倍にするのが、記録だ。行った場所と一言の感想を残しておけば、見返すたびにもう一度楽しめる。

ソロ活の記録に使えるアプリ
記録するものアプリの種類使い方
全部写真アプリ(Googleフォトなど)ソロ活ごとにアルバムを作り、説明欄に一言
全部メモアプリ日付・場所・よかったこと・次にやりたいことの3行
店・場所地図アプリの保存機能行った場所に印をつけて、地図を埋めていく
本読書記録のアプリ(読書メーター、ブクログなど)読んだ本と感想を残す。読みたい本も管理できる
映画映画の記録アプリ(Filmarksなど)観た映画と点数、感想を残す
登山登山アプリの活動記録歩いたルートと時間が自動で残る

記録は、続けやすいものを1つ選べばいい。全部を記録しようとすると続かない。写真アプリのアルバムとメモの3行だけでも、1年後には立派なソロ活の記録になる。

目的5:安全のアプリと登録——一人だからこそ必須

一人で遊ぶ男にとって、一番大事なのが安全のアプリと登録だ。一人だと、トラブルのときにすぐ助けてくれる人がいない。

  • たびレジ(外務省):海外旅行の日程と連絡先を登録しておくと、現地の安全情報や緊急時の連絡がメールで届く。海外一人旅では必ず登録しろ
  • 登山計画の共有:登山アプリには、登山計画を家族や友人と共有したり、提出したりできる機能を持つものがある。行き先と下山予定を、誰かに必ず伝えておけ
  • スマホの緊急連絡先と医療情報:ロック画面から緊急連絡先や持病の情報がわかるように設定しておく。一人で倒れたとき、周りの人が連絡先を探せる
  • 位置情報の共有:信頼できる家族や友人と、遠出のときだけ位置情報を共有するのも一つの方法だ

警察庁の統計では、単独登山の遭難者のうち死者・行方不明者の割合は15.3%で、複数登山の約3倍だった。安全のアプリは、一人の男の保険だ。入れておくだけで、もしものときの生存率が変わるかもしれない。

一人旅で使うアプリのセット

一人旅では、次のアプリをそろえておくと、ほとんど困らない。

  1. 宿と交通の予約旅行予約のアプリと、鉄道や航空会社のアプリ。予約の確認画面をすぐ出せるようにしておく。
  2. 地図と乗換案内行きたい場所を保存し、地図を事前にダウンロードしておく。
  3. 翻訳海外ではGoogle翻訳などの翻訳アプリ。カメラでメニューを写すと翻訳してくれる機能は、一人の海外の飯屋で特に役立つ。
  4. 決済キャッシュレス決済のアプリ。小銭を持たずに済み、旅先での支払いが早くなる。
  5. 安全海外ならたびレジ、国内の山なら登山アプリ。行き先を誰かに伝える。

これだけあれば、一人でも、言葉が通じない国でも、旅はほぼ不安なくできる。昔の一人旅に比べれば、難易度は劇的に下がった。

シーン別:ソロ活でのアプリの使い方

よくあるソロ活の場面ごとに、アプリの使い方をまとめた。

シーン別のアプリの使い方
シーン出かける前現地で帰ってから
一人焼肉予約サイトで1名・カウンター席の店を探して予約予約名を伝えるだけ写真と一言をメモ
サウナサウナ検索で温度や水風呂を見て決めるスマホはロッカーへサ活の記録を残す
美術館展覧会の情報を調べ、チケットを予約スマホはしまって作品に集中好きだった作品の名前をメモ
知らない街の散歩気になる店を地図に保存地図は迷ったときだけ見る行った場所に印をつける
一人登山登山アプリで地図を保存し、計画を共有現在地を確認しながら歩く活動記録が自動で残る
海外一人旅たびレジに登録、宿と航空券を予約地図と翻訳で迷わず歩く写真を10枚選んでアルバムに

どのシーンでも共通しているのは、出かける前と帰ってからにアプリを集中させ、現地ではなるべくスマホを見ないことだ。準備と記録はアプリに任せ、体験の時間は自分の目と耳と舌で味わう。この使い分けができれば、アプリはソロ活の邪魔ではなく、最高の相棒になる。

アプリより大事なもの:モバイルバッテリー

どんなに便利なアプリも、スマホの電池が切れたら何も使えない。予約の確認も、地図も、決済も、緊急の連絡も、すべてが止まる。一人だと、代わりにスマホを貸してくれる人もいない。

ソロ活の持ち物で一番大事なのは、モバイルバッテリーだ。そして、充電ケーブルも忘れるな。容量は、スマホを2回ほど満充電できるものが一つあれば、日帰りから1泊の旅まで足りる。飛行機に乗るときは、モバイルバッテリーの持ち込みのルールを航空会社のサイトで確認しておけ。旅先で電池が残り少なくなったら、カフェや駅の充電スポットを使う。電池の残量は、一人の男の生命線だ。

アプリで減らせるソロ活の手間(イメージ)

Fig. 02
東京ソロ充男子編集部によるイメージ図。実測値ではない。1回のソロ活でかかる手間の目安を示した

アプリに頼りすぎるな

最後に、注意点を一つ。アプリはあくまで道具だ。頼りすぎると、ソロ活の楽しさが減る。

  • 口コミの点数で店を選びすぎない:点数の高い店ばかり回ると、自分の好みがわからなくなる。たまには、通りすがりの気になる店に入れ
  • 出先でSNSを見ない:ソロ活の最中にSNSを見ていると、目の前の体験が薄くなる。予約と地図と記録にだけ使え
  • 写真を撮りすぎない:記録は大事だが、写真を撮ることが目的になると、味わう時間が減る。撮るのは数枚でいい
  • 通知を切る:ソロ活の間は、仕事のメールやSNSの通知を切っておく。一人の時間を、誰にも邪魔させるな
  • アプリを増やしすぎない:目的ごとに1つで十分だ。使わないアプリは消せ

アプリで手間と不安を消し、浮いた時間と気持ちを目の前の体験に全部使う。それが、アプリを使いこなすソロ活の正しい形だ。

既婚者のスマホと、独身者のスマホ

独身者のスマホ

  • 予約アプリには、行きたい店が並んでいる
  • 地図アプリには、行きたい場所が保存されている
  • 写真アプリには、一人旅の記録が残っている
  • 通知は、自分で決めたものだけ

既婚者のスマホ

  • 家族のスケジュール共有アプリに予定が埋まっている
  • 子供の学校からの連絡アプリの通知が止まらない
  • 写真アプリは子供の写真で容量がいっぱい
  • 嫁からの「今どこ?」に即答しなければならない

同じスマホでも、自分の遊びのために使える男と、家族の連絡のために使う男がいる。お前のスマホは、全部お前のソロ活の相棒だ。

まとめ:スマホ一台で、ソロ活の手間と不安は消える

個人のスマートフォン保有率は80.5%。スマホ一台で、ソロ活の入店の壁、迷子の壁、手持ち無沙汰の壁は、ほぼ消せる時代になった。

アプリは、予約・地図・発見・記録・安全の5つの目的で使い分けろ。予約アプリで「1名」と入れ、地図アプリで行きたい場所を保存し、一人旅と登山では安全のアプリと登録を必ず使う。そして、ソロ活の最中はスマホをしまい、目の前の体験を味わえ。

ポケットの中の相棒を、全部自分の遊びに使え。末代で何が悪い。

よくある質問

ソロ活に便利なアプリは何ですか?

店の予約にはグルメの予約サイトのアプリ、移動と店探しには地図アプリ、宿の予約には旅行予約のアプリ、サウナ探しにはサウナの検索アプリ、登山には登山地図のアプリ、記録には写真やメモのアプリが便利だ。目的ごとに1つずつ決めておくと迷わない。

一人で予約できる店はどうやって探せばいいですか?

グルメの予約サイトやアプリで、人数を「1名」にして検索するといい。1名で予約できる店だけが表示されるので、一人客を受け入れる店がすぐにわかる。カウンター席の有無も、座席の情報や写真で確認できる。

一人旅で安全のために使うべきアプリやサービスはありますか?

海外なら外務省の「たびレジ」に登録しておくと、現地の安全情報がメールで届く。国内の登山なら、登山地図のアプリで現在地を確認し、登山計画を家族や友人と共有する機能を使うといい。スマホの緊急連絡先の設定も済ませておきたい。

ソロ活の記録にはどんなアプリがいいですか?

写真アプリのアルバム、メモアプリ、地図アプリの保存機能が手軽だ。読書なら読書記録のアプリ、映画なら映画の感想を残すアプリもある。続けやすいものを1つ選び、行った場所と一言の感想を残すだけでいい。

アプリに頼りすぎるとどうなりますか?

口コミの点数だけで店を選ぶようになり、自分の好みで選ぶ楽しさが減る。出先でずっとスマホを見ていると、目の前の体験も薄くなる。予約と地図と記録にだけ使い、ソロ活の最中はスマホをしまうのがおすすめだ。

出典・参考資料

  1. 総務省「令和6年通信利用動向調査の結果」(2025年5月30日)
  2. 総務省「令和3年通信利用動向調査の結果」
  3. 外務省「たびレジ」
  4. 警察庁生活安全局生活安全企画課「令和7年における山岳遭難の概況等」